進む力を、共に育む。

先日、こんな張り紙を
あるお店のトイレで見つけました。


トイレという場所では、目立つものに目がいくような気がします。
そして、張り紙や全体の雰囲気からそのお店や会社の考えていることが
案外分かっちゃうような気がします。

先のお店では、きっと万引きとかが多発しているんだと思います。
そして、従業員さんが見張ってますよ！というメッセージを伝えながら
ひとつの「抑制効果」をこの張り紙に求めているんだと感じます。

しかし、、、
万引きをしていないし、買い物を楽しもうとして
たまたまトイレに入ったヒトにも何となく「申し訳ない」気持ちに
させてしまうような「効果」も発揮してしまいます。

一方で、
このお店（IKEA)は、壮大でした。


雨水を使っているということをPRして
「何の効果があるの？」と思う方もいらっしゃるでしょうが、

環境問題に興味関心が高い特定のヒトが、
ググッと引き付けられて、もっと自社を好きになってもらえればいいという
情報発信であると思います。

この２つの張り紙を比べただけでも
言葉や絵や色やフォントのサイズや、それらすべてが組み合わさった
伝える行為って、
本当に途方もないことだなと思います。

だけど、出来ることならば
＊相手自身が日頃の気持ちにピンとくるような、
＊価値に自ら気付くような、
そんなメッセージを提供できるように訓練しつづけたいな、と
私は思いました。
（トイレのなかで、こんなことを考えたりする人間が一人いても
いいのかなと思いました。、、、）

トイレの張り紙、興味あったら今度皆さんもチェックしてみてくださいね。